現場(現地)調査って何?

なんとなくわかるけど現場調査って何?ってみなさん思われますよね。

リフォームの希望や要望、実際にそれが収まるか(設置可否)、追加工事は必要か(床・壁の張替え、配管工事など)などを業者が自宅に来て事前に下見・調査してくれることを言います。

現場調査とは・・・

リフォームの要望・設置可否の確認

必要な追加工事の確認

実際の現場で下見する事です。

現場調査はどの段階でやるのか?

リフォームの流れと一緒に確認してみましょう。

  1. リフォーム目的・予算・希望をある程度まとめておく
  2. 希望に合うトイレメーカーと機種を絞る
  3. 比較検討する業者を2~3社に絞る
  4. 検討業者に現場調査を依頼する ☚ココ
  5. 現場調査してもらいその場で希望機種やその他希望を伝える
  6. 業者より見積提出
  7. 最終的にどの業者にするか検討し業者決定する
  8. 工事開始
  9. 工事完成

 

最初から1社に絞らず2~3社で比較検討することをおすすめします。

ですので、検討会社すべてに現場調査を依頼する事になります。

現場調査の必要性

いくつか候補の業者が決まったら次に候補先業者に連絡をし現場調査の日程を決め自宅に来てもらいます。

そして現場調査を行った上で見積を作成してもらうのですが、「現場調査って自宅に上がるの?!」「ちょっと嫌だなあ・・ 」と思う方いますよね💦
なんとなく知らない人がトイレを見に来るってなんだか不安・・・だと思います。

でもよく考えてみてください。実際の現場を見ない事にはより正確な工事費は出せないですよね?
なぜなら・・・

  • 希望のトイレは寸法・排水仕様含め設置できるか?
  • トイレを撤去した時の床や壁紙の張替え(補修)が必要なのか?
  • 給排水位置は希望のトイレに対応しているのか?
  • マンションの場合、トイレやその他部材の搬入経路は確保できるか?
  • 自宅前の道幅はトラックが出入りできるか?

など現場を見ないと判断できない事がたくさんあるからです。

ですので現場調査は
工事中のトラブルを防ぎ、
より細かな見積書にするために必要な工程
でなんです。

現場調査後に見積依頼

現場調査を終えてから見積依頼をするのが一般的な流れですが、トイレの機能について希望がある場合は事前にトイレ自体をいくつか絞っておいてください。

希望が特にない場合は業者のおすすめするトイレでよいと思います。

トイレ本体は機能によって価格の差がかなりあるので事前に各メーカーのカタログを入手しましょう。

インターネットでもカタログ閲覧できますし、カタログ取り寄せも出来ます。またメーカーショールームに行けばカタログは無料でもらえます。

せっかくなのでショールームに行く際は予約をしてトイレの機能の説明や希望内容での定価見積まで出してもらうと今後の流れとしてスムーズですよ♪

定価見積を現場調査に来る業者に渡せばその希望トイレの設置可否や定価ではなく本体の割引価格と施工費なども出してもらえます(^^)

現場調査前に準備しておいたほうが良いこと

現場調査当日に業者と詳細を確認するためにも下記のようにある程度準備はしておいたほうが良いです。

  • トイレと周辺の掃除(業者が現場を見やすいように)
  • 予算、要望などをまとめたメモを準備しておく
  • 希望のトイレ本体の定価見積ショールーム(TOTO,LIXIL、パナソニックなど)で出してもらう
  • 建築図面があれば準備。なければトイレ空間の広さを図っておく(幅・奥行・天井高さ)
  • 工事希望日をいくつかピックアップしておく

見積依頼のポイント

  • 必ずどの候補業者にも同じ内容(条件)で見積依頼する
  • 見積完成までの納期を確認する

複数の業者を検討する場合は比較しやすいように同じ内容で見積を依頼しましょう。

また業者の繁忙期などで見積が届くまでに時間がかかることもある為、いつ頃見積が手元に届くのか納期を確認しておきましょう。

当日訪問した業者を観察!

現場調査当日に訪問する業者がどんな人物なのかこちらからもコミュニケーションを取りながらしっかり観察してみてください。

信頼できそうか、自分たちの話に誠実に耳を傾けてくれているか、清潔感はあるか、今後もお付き合いできそうか、気が合うか・・・・など総合的に判断てください。最終的な業者選びの判断材料になります。

「気が合うかどうか」って結構大きなポイントになりますよ。不具合があった際にまたお願いしたいかどうかを考えながら人間観察してみてください。

大小何かしらのトラブルがあった際に人間関係ができていればお互いに気持ちよくスムーズに問題解決できるのですが、最初から少しでも業者に不信感があった場合は最終的に大きなクレームに発展しやすいです。

これは私の経験上、実際によく起こっていたことです。とは言え最初から疑ってかかっていてはこちらの印象も良くないので上手くコミュニケーションをとってみてください。

これで現場調査の必要性が少しは理解できましたか?工事後のトラブルを防ぐ意味でも現場調査はしっかり行いましょう!

業者選びのポイントやコツについての記事もありますので是非ご参考にして頂ければと思います。