現在、九州北部が何十年に一度の豪雨ということで各地で川の氾濫が相次いでいます。

まさに今も土砂災害や川の氾濫の危険に冒されている地域や救助を待っている方もいます。

被害が出ないことを祈るばかりです。

そこで、トイレリフォームのブログを書いている私にも何かできないかと思い今回大雨によるトイレトラブルの対処法記事を書きました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

大雨の時、下水道管が降った雨でいっぱいになって家庭のお風呂・トイレなどから下水が逆流することがあります。

またトイレが詰まり流れにくくなることもありますので対処方法を簡単に解説しようと思います。

この記事を読む方はこれから起こる事に備えようとしている最中だと思いますので、対処が間に合うよう簡潔に内容をまとめています

異変を察知!

雨が長く降っていたり、ゲリラ豪雨などの大雨の際に、自宅のトイレや洗面、浴室などの排水管の奥から空気が入るような「ゴポゴポッ」と音が聞こえたら下水の逆流が始まりかけています!

すぐに対処し始めましょう!

逆流を防ぐ対処方法

方法その1

  1. 「水のう」をつくる。40Lビニール袋の半分程度の水を入れ空気を抜いて縛り、排水口のある個所の数だけ作る。
  2. トイレ便器内の水が溜まっているところに「水のう」を置く。
  3. 浴室・洗面・キッチンの排水口にも同じように水のうを置く。

この「水のう」の重さで下水の逆流を防ぎます。

ビニール袋以外にポリタンクでもOKです。重さと密着が保てれば他の物でも代用できると思います。

方法その2

「宅地内ます」のフタを開ける。マイナスドライバーなどを引っ掛けて開ける。

こうすることで排水管の圧力が解放され逆流が防げます。しかし、下水を開放するので多少の臭いがしますし、雨の後は悪臭を放つため必ずフタを閉めてください。

また、「ます」は水の圧力で自動開閉するタイプもあるのでその場合はフタを開ける必要はありません。

事前に「ます」の場所がどこにあるかを確認しておくと良いですね。

※「宅地内ます」:自宅の敷地内にある、マンホールよりも小さめの丸や長方形のフタがしてある点検用の配管です。

冠水している場合、水かさによっては「ます」が解放できないため、その場合は「その1」の対策を行ってください。

大雨の際のトイレのつまり 対処方法

大雨の時にトイレが流れなくなることがあります。

一つ考えられる原因として、「ます」の中に下水が侵入し「ます」とトイレの水が溜まっている部分との間の配管に空気が閉じ込められ空気の圧力で水が流れなくなる現象です。

実際のつまりの原因は外から見ただけではわからないのですが、空気の圧力で流れにくくなった場合の対処方法を画像で紹介します。

一番早く確実なのは水道工事店などの業者を呼ぶ事ですが、費用もかかかりますし問い合わせが殺到して待たされることもあると思います。

そこで自宅でもすぐに対処できるように佐賀市の下水道局のHPで自分で解消する方法として紹介されていた方法です。

まずは避難優先!

大雨による河川の増水はあっという間に起こり氾濫してしまえば避難も困難になります。

情報収取しながら、いつでも避難できるように準備をしたうえで早めの対処を行ってください。

まずは避難が最優先です!

今回の記事で一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。