こんにちは。
トイレリフォーム・最新トイレの清掃性についての記事を読んで頂きありがとうございます。

引き続きトイレの清掃性について解説していきますが、今回のテーマは「除菌機能」「脱臭機能」についてになります。

カタログを見慣れていないとどこに何が書いてあるのか探すのも一苦労かと思いますのでテーマごとに各メーカーの機能を分かりやすく解説しています。

今回の記事を読んで頂いて、気になるトイレの臭い💦を撃退しましょう！

TOTO　きれい除菌水が臭いにも効く！2つの機能で臭いを軽減！

引用元:TOTOトイレカタログより

TOTOには便座の奥や床・壁に飛び散った汚れが原因の「継続的」なトイレの臭いと、使用時の「瞬間的」なトイレの臭いを軽減してくれる2つの機能があります。

「においきれい」

引用元: TOTOトイレカタログより

継続的な臭いには「においきれい」という機能で臭いを抑制します。

どういった機能かと言うと、きれい除菌水で洗浄された「においきれいカートリッジ」を通して室内の空気を除菌し脱臭してくれます。

因みに「きれい除菌水」は水道水を電気分解して出来た除菌成分を含む水（除菌水）です。

「オートパワー脱臭」「プレ脱臭」「脱臭」

また、「瞬間的」な臭いには「オートパワー脱臭」ですぐに嫌な臭いを抑制してくれます。

どれも設定で「入・切」の切り替えが出来ますが、

便座に座るまでの脱臭は「プレ脱臭」、便座に座ってからの脱臭は「脱臭」、立ち上がってからの脱臭が「オートパワー脱臭」になります。

LIXIL　プラズマクラスターがトイレに！３つの最新機能で臭わずすっきり！

プラズマクラスター「鉢内除菌」

引用元: LIXILトイレカタログより

便座の裏・フタ裏・ノズルまわりなど便器の鉢内に付いたカビ菌や浮遊している菌にプラズマクラスターイオンが働きしっかり除菌してくれます。

臭いの原因菌を除菌してくれるので臭いの発生を抑制してくれるんです。

プラズマクラスター付きと無しで比較したところ、付いている方は99％以上臭いの原因菌を除去出来てることがわかりました。

因みにプラズマクラスターはシャープの商標で空気清浄機やエアコン、食洗器などにも採用されているのでその効果はみなさんご存じかと思いますが、

臭いの原因は「菌」！

そんな臭いの原因菌を除菌するプラズマクラスターがトイレに搭載されたのも納得です。

「エアシールド脱臭」

引用元: LIXILトイレカタログより

エアシールド？？聞きなれない言葉ですよね。

画像にあるように便器の鉢内に気流を発生させて上昇する臭いを押さえながら吸い込み脱臭してくれるというのがエアシールド機能です。

上昇する臭いを空気の気流で抑えるという発想はすごいですね。

これなら素早く臭いを消し去ってくれるので次にトイレに入る人を待たせず、残った臭いも気にせずに済みそうですね(^^)

「ルームリフレ」

引用元: LIXILトイレカタログより

LIXILの消臭機能はまだあるんです。

それがルームリフレという機能です。

先ほど出てきた「鉢内除菌」はフタが閉じている状態でプラズマクラスターイオンが鉢内の浮遊菌を除菌してくれますが、「ルームリフレ」はあらかじめ設定した時間にフタが自動で開きトイレ空間の浮遊カビ菌を除菌してくれる機能です。

また、脱臭フィルターを通して消臭してくれるので相乗効果で臭いスッキリ快適な空間にしてくれます。

「ターボ脱臭」「Wパワー脱臭」

ターボ脱臭はスイッチ操作でさらに強力に脱臭してくれる機能です。

Wパワー脱臭はフルパワーモードとパワーモードの2つのモードを自動で切り替えて作動してくれる機能です。

パナソニック　ナノイーX（水から生まれた健康イオン）搭載で臭いも汚れも抑制！

引用元: パナソニックトイレカタログより

ナノイーという言葉は空気清浄機やドライヤーなどを購入した方は聞いたことがあると思います。

ナノイーとはプラズマクラスターと同じイオンのことですが、イオンの粒子が小さく細かい部分まで入り込みやすいのが特徴です。

リビングなど広範囲の空気清浄と違いトイレ空間での使用であれば消臭スピードはさほど気にしなくても良いかとは思いますが、プラズマクラスターより脱臭速度が速いのも特徴です。

パナソニックの脱臭機能はこのナノイーにさらにXが付いたナノイーXが搭載されています。

分かりやすく説明すると、ナノイーの成分にOHラジカルという臭いや浮遊菌を抑制してくれる成分が含まれているのですが、その成分が10倍多く含まれているのがナノイーXです。

トイレから退出後に働く機能で、ナノイーXをトイレ本体から放出して臭い・浮遊菌・ウイルスを抑制してくれます。

「オート脱臭」

便座に着座すると自動で脱臭が始まります。基本的には商品が新しく設置された時点で自動設定されています。

順番としては、着座時に「オート脱臭」し、退出後に「ナノイーX」の働きで消臭してくれる流れです。

まとめ

各メーカーの除菌・脱臭機能について解説してみましたが、いかがでしたか？

TOTOは「きれい除菌水」で洗浄されたフィルターで消臭、LIXILはプラズマクラスターによる鉢内除菌やルームリフレによる空間の除菌消臭と気流を使ったエアシールド消臭、パナソニックは消臭スピードの速い「ナノイーX」。

家族が多い、来客が多い、お子さんがよくトイレを汚す、などトイレ掃除の一番の悩みが「臭い」であれば脱臭機能の多彩なLIXIL、

とにかくスピード消臭したい！方にはパナソニックのナノイーXがおすすめです。

とはいえ様々な除菌や脱臭の機能があり、どのメーカーのどのシリーズにするか悩みますね💦

この記事を読んで頂き、他の除菌や脱臭以外のトイレの機能も併せて比較検討する判断材料にして頂ければと思います。

因みに、トイレのシリーズやグレードによって搭載されている脱臭機能が違いますので購入前に必ず搭載機能をご確認ください！

機能の搭載の有無についてはカタログの機能一覧表が見やすいので是非WEBカタログで確認してみてくださいね。