トイレ工事の内容とに数の目安について

トイレのリフォーム工事はどのくらい時間や日数がかかるものなのか・・・それはリフォーム工事の内容によって変わってきます。
例えば、トイレを2階に増設する場合は配管の工事やトイレ空間を作る工事も必要となり便座の交換のみと比べると日数がかかってしまいます。

また、工事をしてくれる職人さんのスケジュール使用する材料の種類・納期も日数に関わってきます。

例えば使用する床の材料がタイルだった場合はタイルとタイルの間の目地材を完全に乾かす時間も必要となり、クッションフロア(ビニール系)やフローリングと比べると施工方法の違いによって工事の期間が長くなります。

このように工事内容によって工期(工事期間)は大きく変わってきます。

そして工期が長くなると職人さんにかかる費用もかかってきます(>_<)

費用についてはまた別で説明いたしますが、ご自身のトイレリフォームがどれに該当するかイメージが湧くように、どんな工事の内容があるか例をいくつか挙げてみますね。

 

工事内容の例

    • 便座のみ交換する工事
    • トイレ丸ごと交換する工事
    • タンクレストイレ手洗い器を別に設置する工事
    • 和式トイレを洋式トイレにする工事
    • 汲み取り式から水洗トイレにする工事
    • トイレ丸ごと交換+床・壁紙も張り替える工事
    • 新たな場所(2階など)にトイレを増設する工事
    • トイレ交換とトイレ空間を広げる壁壊す)工事

    このほかアクセサリーといって鏡やタオル掛け、手すり、収納なども取り換えたり、新しく設置する場合もありますし、トイレが寒い!という方はトイレの窓をペアガラス(2枚ガラスで断熱効果が高いもの)に交換する場合もあります。

    照明もそうですね、この機会にLEDに交換したい方もいます。

    こうした「どこまで工事するか」については、事前準備の記事の中で述べているように目的・希望(要望)・優先順位・予算の目安がきちんと考えられてないと予算オーバーを招いてしまいます。

    工事日数の目安

    一般的な工事日数の目安については次のようになります。

    • 便座交換のみ ⇒ 半日
    • トイレ丸ごと交換 ⇒ 半日~1日
    • 和式から洋式への交換 ⇒ 2日~3日
    • 上記に内装工事(床・壁など)や配管の追加工事 ⇒ 上記にプラス2日~3日

    トイレが使えない時間はどれくらい? 仮設トイレの費用は?

    トイレが使えないのは、トイレを撤去して新しいトイレを設置するまでの間です。

    床の張替えが大掛かりな工事になる場合や、トイレの壁を壊して広さを変える場合などは1日以上使えなくなるので「仮設トイレ」が必要となります。

    汲み取り式トイレ(簡易水洗トイレ)から公共下水道へつなげる水洗トイレへの工事は5日程度かかりますが、トイレが使用できない時間は約8時間程度です。ほとんどが外の便槽や配管の工事なので、その間トイレは使用できます。

    どんな工事を行うかによって使用できない時間は変わるのですが、半日以上トイレが使用できないとなれば施工業者さんから「仮設トイレ」設置をすすめられます。費用は大体30,000円程度です。

    日数を左右する要因

    • 業者側の問題(職人手配・スケジュール調整)
    • 工事内容・工事の範囲
    • 工事に使用する材料の納期(ものによっては受注生産もあります)
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    • 外の工事がある場合は天候に大きく左右されます

    このように業者の繁忙期や職人さんの手配、使用したい材料の種類による施工方法の違いなどによって工事にかかる日数は変わってきます。
    近隣へのご挨拶で工事期間を伝える場合や、工事中にトイレが使用できないことも考え、工事期間については業者との打ち合わせの際に確認をしておきましょう(^^)